コニャック界最大のメーカー。
LVMH(Moet Hennessy Louis Vitton、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループの一角を担い、同社のホームページによると世界のコニャック市場の41%を占めています。
同社の所有する畑は600ha以上ですがこれだけでは足りず、ほとんどは周辺農家からの買い上げとなっています。
それだけの畑からの寄せ集めで生産されているにもかかわらず、常に一定の香り、味わいをキープしています。
ワインなどは畑のみならず、年や作り手によっても味が変わるというのにです。
コニャックはワインを蒸留して作るので、熟成後の樽出し原酒はそれだけバラエティに富んでいます。
そこからブランド特有のコニャックを作り上げるのがブレンダーと言われる職人です。
ヘネシー家は創業当初からジャンフィユー家にブレンドを任せてきました。
VSOPは Privilege(プリヴィレッジ)というものと、Fine Champagne(フィーヌシャンパーニュ)という2種類があり、これらは別物になります。 前者はいわゆる短期熟成ブレンドものですが、
後者は名前の示すとおり、Grande Champagne, Petite Champagne の原酒だけからなるすっきりと上品な味わいに仕上がってます。