グレーペンのギター製作は、１９６３年のまだ高校生だった頃に初めてバンジョーを手作りしたことがきっかけで始まりました。その後、１９６９年からの６年間、ヴィンテージショップにてリペアなど学んだ後、１９７５年に独立したことによりGreven（グレーベン）が生まれました。
　 それから現在までの３０年以上の長い間に渡って、アメリカのみならず日本でも多くのアーティストに使用され続けています。エリック・クラプトン、ジョン・デンバー、ジョージ・ハリスン、ジミー・バフェット、ジョニー・キャッシュ、ジャニス・イアン、ステファン・グロスマン、岡崎倫典、押尾コータロー、中川イサトなどの、数多くの国内外のアーティストの使用歴があり、数多くのアーティストに支持され続け、愛され続けていることがわかります。
　音の特徴としては、低音の出方にあり、重量感があり豊かな倍音、また透明感のある高音も魅力となっています。また、カスタムオーダーがメインとなっているものの、それぞれが手作り感を大事にして作られており、材の選び方やそれぞれの材の特性に合った丁寧で繊細な作りというのも、長い間に渡って高い評価を受け続けている理由のひとつとなっています。