ロマネ・コンティ(Romanee-Conti) は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC) 社が単独所有するフランスのブルゴーニュ地方、ヴォーヌ・ロマネ村に在る約1.8ヘクタールのグラン・クリュ(特級格付け)のピノ・ノワール種のブドウ畑から産するブドウから造ったワインです。
通常でも1haあたり、わずか「3,000リットル」、少ない年で「1,000リットル」にまで収穫制限を行うため、年間平均「7,000本」程度しかロマネコンティは生産されません。
ロマネ・コンティは、ブドウ畑の名称をそのまま付けたもので
「ロマネ」の部分は、古代ローマ時代にまで遡るこの畑を生み出したローマ人に由来します。
「コンティ」の部分は、18世紀仏ブルボン朝のコンティ公爵に由来しています。
コンティ公爵は、国王ルイ15世の愛人ポンパドゥール夫人との争奪戦の末、1760年にこの畑を手に入れました。