ジュヴレ・シャンベルタン村に拠点を置く、
ブルゴーニュのトップクラス生産者である【ベルナール・デュガ・ピィ】。
ファーストヴィンテージが1989年ですから、まだ20年ほどの歴史しかありませんが、
DRC社などと対等の評価を受けるようになったのは、まさに奇跡としか言いようがありません。
あのクロード・デュガ氏の従兄弟ということも、
このドメーヌの人気を押し上げる一因だったと思われます。
そのワインづくりですが、特色ある点を列記すると’70年代には畑に化学肥料を敷すのをやめ、もっぱら堆肥を用いています。腐敗果はピンセット等を用いて完全に除去します。
セニエは行ないません。マロラクティーク発酵は自然にまたゆっくりと行ないます。
’91年 からは清澄も濾過もやめた等々。
生まれるワインはどれも濃縮感に優れ、テロワール毎の違いも感じられる味わい深いもので、長期間の熟成によって開花する素質を十分に備えています。
【ベルナール・デュガ・ピィの主なワイン】
・シャンベルタン
・マジ・シャンベルタン
・マゾワイエール・シャンベルタン