「グレンモーレンジ」とは、ゲール語で「静寂の峡谷」の意味。
グレンモーレンジ蒸留所は、スコットランド・ハイランド地方、ロス・シャー(州)の旧自治都市テインの町はずれ、ドーノック湾に面した場所にあります。
グレンモーレンジ蒸留所ウイリアム・マセソンが1738年にできたビール工場を改造してモルト・ウイスキー蒸留所として創業しました。1918年ローデリック・マクドナルドとその従兄弟のアレグザンダー・ミュアーが経営するブレンド・ウイスキー・メーカー
「マクドナルド・アンド・ミュアー」社に買収され、
直後の1920年代に(シングル・モルト・ウイスキーとして)蒸留所名をつけたブランドとして発売されました。
グレンモーレンジは当時からその品質には絶大な信頼があり、スコットランドはもとよりイングランド、ヨーロッパ諸国、アメリカ合衆国など、世界中で愛飲されていました。
そのすぐれた品質で世界中にその名を馳せたグレンモーレンジは、1970年代に入るとさらに高品質なシングル・モルト・ウイスキーとしての世界的な位直づけを強化すべく、生産体制・販売体制を強化し始めました。
1977年には、それまで2基だった蒸留器の数を4基に、さらに1990年には8基へと増設しました。
グレンモーレンジの主なウイスキー
・ グレンモーレンジ 10年
・ グレンモーレンジ 18年
・ グレンモーレンジ マデイラウッド・フィニッシュ
・ グレンモーレンジ ポートウッド・フィニッシュ
・ グレンモーレンジ シェリーウッド・フィニッシュ
・ グレンモーレンジ 12年 ミレニアム・モルト
・ グレンモーレンジ トラディショナル
・ グレンモーレンジ セラー13
・ グレンモーレンジ ザ・カローデン・ボトル
・ グレンモーレンジ 12年 コート・ド・ボーヌ・ウッド・フィニッシュ