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響(HIBIKI)には、良質な天然水を仕込み水に、じっくりと時を重ねた原酒の数々がブレンドされています。サントリーが持つ約80万の貯蔵樽の 中から「響」に相応しい30数種類の稀少な長期熟成原酒を厳選し、伝統のブレンド技術によって生み出された「響」はまさに、サントリーウイスキーの最高傑 作です。

 響を生み出す数々のモルト。その自然の恵み溢れるモルトを蓄えるには、悠久の時間を要しました。1923年、創業者は、「世界に誇れる日本の ウィスキー」をめざし、名水の地・京都郊外の山崎に、日本で始めての蒸留所を建設。ウィスキーの原酒づくりのスタートです。1966年、その一角にウィス キー研究所を設立。 第二の名水を求めて全国の谷川へ。そこで探り当てたのが、南アルプスの甲斐駒ケ岳の麓に広がる白州峡の水、現在の白州蒸留所です。時を経て、山崎・白州と いう2つの蒸留所で、さまざまな個性を持つ原酒たちが育てられ、「響」は生まれます。

  蒸留されたばかりのウィスキーを、時間をかけて、繊細な香り、まろやかな味わいに育てるのがオークの樽です。オークとはコナラ属の木をさし、「響」の原酒 のひとつであるキャラフレーバーを生んだミズナラの樽材もこれに当たります。樽の成分が溶け込んで、琥珀色と香りを生む熟成の神秘は、科学的な研究により 解明されつつありますが、まだ全てがわかっているわけではありません。麦や水や酵母と同じく、樽も「響」を磨き上げる原料のひとつです。

 

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