広島の造り酒屋に生まれ、ニッカウヰスキーの創業者であり、『日本のウイスキーの父』と呼ばれている竹鶴政孝氏。
ウイスキーの製造者であり技術者。そして会社経営者。ウイスキーの飲み方にも考えを持ち「時間をかけてゆっくりと」。
楽しみはできるだけ長くというのが、竹鶴氏の最も大切なこだわり。
「スコッチに匹敵するウイスキーを日本でつくりたい」。
竹鶴氏は絶えず本場スコットランドのスコッチウイスキーを目標に、仕事に取り組んできました。
英国のヒューム副首相が来日した際には、「50年前、頭の良い日本の青年がやってきて、1本の万年筆とノートだけで、英国のドル箱製品であるウイスキー造りの秘密を盗んで行った。」と池田首相に話し、竹鶴氏とニッカウヰスキーの品質を認めていました。